ネットショップの開設方法と基礎知識【WordPressを使った開設方法をご紹介します】

近年ネットショップを開設する人が年々増加傾向にあります。

今はスマートフォンで簡単にネットショップを立ち上げられてしまう時代です。始めるハードルも低くなり、アプリでものの数分で自分のショップを持つ事が出来たりします。

ハードルが低なったとはいえ、自分のショップを持つのはまだ早いと思われる方は、フリマアプリから試してみるのも良いかもしれません。

 

メルカリやラクマなどがフリマアプリ内では知名度と人気が高く、お得なクーポンを配布していたりして使いやすいです。

加えて、発送や梱包の手順も学べるので初心者の入門には一番適しています。ある程度知識のある方は自身のネットショップを開設する事で、ブランド力が付きファンを獲得する事ができるようになります。

今回紹介するのは、フリマアプリ等ではなく自分自身でネットショップを開設したいという方に向けての解説となります。

 

ネットショップを本業として取り組みたい方も、副業として取り組みたい方も、どちらにも為になるお話をしていくのでぜひ最後まで目を通して見てください。

 

 

ネットショップを開設する準備

まずはネットショップを開設するための準備について解説していきます。

以下の2つはネットショップを開設する上で絶対に必要になるので、事前に用意しておくと良いでしょう。

  • パソコンを用意する
  • ドメインを取得する
  • レンタルサーバーを契約する

 

パソコンを用意するワードプレス, ブログ, 書き込み, 入力, Macbook, ラップトップ, コンピュータ, 技術

冒頭にスマートフォンで簡単にネットショップを開設できるとお話ししましたが、

WEB上に個人のネットショップを立ち上げるとなると、それなりの操作とインターネット環境が必要となってきます。

(※スマートフォンでできる簡単なネットショップはまた違う記事でお話しします。)

パソコンはMACのものでもWindowsのものでも、そのほかのものでも何でも構いません。スペックも高いものでなくても大丈夫です。

 

ドメインを取得する

ドメイン」とはインターネット上で使われる住所と言えるものです。

ドメインを待たないインターネットサイトは存在しません。種類も豊富にあります。

よくみかけるドメインは、『com,net,co.jp,ne.jp』などがあります。

 

こういったドメインを取得しないとサイトを持つことは出来ません。

ドメインを提供している会社も数多く、

など様々な会社でドメインを作る事ができます。

会社やドメインによって料金も様々なので、ご自身に合ったものを探して見てください。

 

よく使われている『.com、.net』などは世界中で使用されており、使いたい独自ドメイン名がすでに使用されている可能性もありますが、

こういった名の知れたドメインを使う事によってユーザーにも安心感を与える事ができます。

このようなドメインは「トップレベルドメイン」と呼ばれます。

 

レンタルサバー契約時に一緒に取得する方が簡単ですが、料金が高くなってしまいます。

出来ることなら手間でも、ドメイン専門会社で取得する事をお勧めします。

ですが会社の決め方は人それぞれですのでこれでなくてはダメ!というものは無いので、料金や条件を見て判断して下さい。

 

また、トップレベルドメインとは別に「独自ドメイン」とはその名の通り自分自身で作成することのできるドメインです。

ドメイン名の決め方は会社や販売したい商品がパッと見て連想できるドメインにする事が望ましいです。

一度取得したドメインを途中で変更をする事は避けた方がいいので、最初の段階で慎重に決めましょう。

 

レンタルサーバーを契約する

レンタルサーバーとは、サバーの貸し出しを行なっている会社のサバーを借りる事を指します。

サーバーとは、情報を提供するコンピューターの事を言います。

私たちが普段検索して得る情報はこのサーバーを介して提供されています。

 

自身でサバーを構築したり運営をするには専用のコンピューターを設置しなければなりません。

その分の工事費や電気代等が高く付いてしまいます。なので、企業が提供しているサバーを借りるのが一般的です。

レンタルサーバーを提供している会社も、ドメイン同様数多く存在していますが、その中でも信頼のある会社を選んで契約しなくてはなりません。

 

業者のサポート体制や、容量や機能、料金体制を指標として選択をしましょう。レンタルサーバーは初期費用の他に更新費等がかかってきます。

インターネット上でサイト運営を維持していく上で必要な家賃と捉えて下さい。

会社やプランによっても料金は異なるので、自身に合ったレンタルサーバーを見つけましょう。

 

レンタルサーバーを提供している会社は

などがあります。

比較サイトも存在しているので、そちらも参考にしてみるといいかもしれません。

 

WordPressを使ったネットショップの開設方法

ワードプレス, Web, デザイン, ウェブサイト, Cms, ロゴ, ブログ

ショップを開設する方法は様々ですが、今回はワードプレスでのショップ開設方法をご紹介致します。

ワードプレスとはコンテンツ管理の一つでホームページやブログ、ネットショップ公開出来るシステムです。

ワードプレスは初心者でも始めやすく、基本無料で利用できる所もポイントです。

無料であるのに、独自性の高いホームページやブログ、ネットショップの構築が可能となっています。

 

ワードプレスのシェア率は高く世界的に使用されているサイト作成ツールなので、分からない事がある場合は検索ですぐに解決策を見つける事が出来ます。

利用しているユーザーが多い分、良質なサイトを参考にして作成することも可能です。

注意したい事は、ワードプレスでネットショップを運営する場合、全ての管理を自分自身で行わなければならないので顧客情報の漏えい等に気を付けなければならない事です。

 

セキュリティを強化するプラグインもあるのでそちらも利用するといいかもしれません。

ワードプレスには自身でコーディングしなくてもデザイン性のあるサイトを構築できる、テーマというものが用意されています。

カート機能や決済機能が備わったテーマを選択する事で初心者でも簡単にネットショップを作成出来てしまいます。

 

今回はネットショップに適した、

  • Welcart
  • WP-OliveCart

の2つのテーマプラグインを紹介していきます。

 

Welcart

ウェルカートは国内シェア率NO.1でネットショップ構築の決定版です。

ワードプレス内でウェルカートをインストールするだけで簡単にネットショップを作成できます。

カート機能や決済機能が最初から備わっており面倒な設定などはありません。

 

ウェルカート内でデザインや機能をカスタマイズしたり、プラグインを追加で導入してセキュリティーを高めることも可能です。

パソコンだけでなくスマートフォンにも対応したレスポンシブデザインなのでユーザーの確保にも効果があります。

ある程度知識がある人は自身でデザインや機能の開発可能なオープンソースもあるので、利用してみて下さい。

 

お金はかかりますが、ウェルカートでプロに作成を依頼することのできるWelCustomというサービスも提供しています。

他にも色々なサービスの提供を行なっているので、公式ホームページを確認してみて下さい。

 

ウェルカート公式ホームページ

 

WP-OliveCart

WP-OliveCartをインストールするだけでネットショップの構築ができます。

レスポンシブにも対応している為、スマートフォンユーザーの集客も見込めます。カート機能、決済機能など基本的なシステムが充実しています。

WP-OliveCartには無料版と有料版が備わっていますが初心者の方には無料版でも十分事足りると思います。

より作り込んだサイトの作成を望んでいる方は、有料版のWP-OliveCart(Pro)を検討してみてもいいかもしれません。

 

WP-OliveCart公式ホームページ

 

ネットショップの機能UPさせるおすすめのプラグイン

プラグインにはワードプレスに備わっていない機能を補う役割があります。

そして更に便利にさせる機能もあります。

数多くのプラグインが用意されているので自身のサイトに必要な機能を追加していきましょう。

 

追加すべきプラグインとして、セキュリティ強化、バグ修正、バックアップ機能、SEO対策、スパム対策、などが挙げられます。

これらを導入することによりサイトはより強化なものとなります。

 

  • セキュリティプラグイン『SiteGuard』
  • バグ修正『WP Multibyte Patch』
  • バックアップ機能『BackWPup』
  • SEO対策『All in one SEO Pack』
  • スパム対策『Akismet Anti-Spam』
  • お問い合わせフォーム『Contact Form 7』
  • テーマ分析カスタマイズ『Show Current Template』

 

セキュリティプラグイン 『SiteGuard』

セキュリテイ対策として各社からも推奨されているプラグインです。ログインページの変更や画像認証の表示、ログイン失敗の回数を一定数超えたらロックされる機能、ログイン毎にメールにて通知されるという強固なセキュリティー対策が充実しています。

 

バグ修正『WP Multibyte Patch』

日本語対応機能を強化するプラグインです。ワードプレスは海外で作られたサービスなので、日本語に対してバグが生じることがあります。それを避けるためにはこのプラグインを追加して有効化しておいた方が良いと思われます。

 

バックアップ機能『BackWPup』

ワードプレスの管理画面から簡単にバックアップを取れるプラグインです。突然のバグなど、万が一の事が起こった場合などに戻せるようにしておくには定期的なバックアップが必要になります。もしもの時のために導入しておくと良いでしょう。

 

SEO対策『All in one SEO Pack』

管理画面から簡単に設定ができます。SEO対策は集客を伸ばす為には必ず必要となります。プラグインを通して対策をしておきましょう。

 

スパム対策『Akismet Anti-Spam』

インターネット上にサイトを持つということは、世界各国色々な人にみられるということです。

みられる事が増える分、スパムを送られてくる事も増えます。

スパム対策としてインストールしておくと良いでしょう。

 

お問い合わせフォーム『Contact Form 7』

サイトを運営するにあたってお問い合わせフォームがあるとユーザーの生の声が聞けるので、ユーザーの要望の反映やサイトの改善がでる利点があります。このプラグインは日本製でシャア率が高いプラグインとなっています。インストールして有効化しておきましょう。

 

テーマ分析カスタマイズ『Show Current Template』

Show Current Templateというプラグインは、テーマの分析に富んでいます。子テーマでカスタマイズをする際に役立ちます。

 

 

まとめデザイン, インターネット, Www, Web デザイン, Web, メディア, ブログ, ワードプレス

この記事では簡単に始められるネットショップについてご紹介致しました。

ワードプレスでネットショップを作成すると、独自性のあるものが作成できます。

すでに備わっている機能に加えて、プラグイン等で足りないところを補う事で強化なネットショップの作成が実現できます。

 

サイトを作成して終わりではなく、運営していく中で自身で育てていかなくてはなりません。

SEOも日々更新されていくので対策が必要です。

そうする事でユーザーに安心感を与えるネットショップとなりそれが集客に大きな影響を与えます。

顧客情報の取り扱いにも注意が必要です。良質なECサイトを作成できるように試行錯誤してみて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

関連記事

  1. Amazon広告の種類と特徴【仕組みや運用のコツもご紹介します】

  2. 【Amazon広告】マニュアルターゲティングの効果的な使い方

  3. Amazonの出品アカウントを複数作成する方法【メリットや注意点を解説…

  4. 日本からアメリカのAmazonへ輸出するための代行業者の選び方とおすす…

  5. Amazonスポンサーディスプレイ広告の効果的な運用方法

  6. eBay輸出代行の選び方とおすすめ3選

  7. AmazonのSEO対策と検索上位表示の為の6つの施策

  8. Yahoo!ショッピングの在庫管理システム12選【徹底比較】

PAGE TOP