最近ではTwitterを活用して集客をする企業が増えており、実際に数多くの企業アカウントが存在します。
誰もが知っている大企業はもちろん、中小企業においてもTwitter集客は大きな効果をもたらします。
Twitter集客に限らず、SNSを活用して集客を行う企業が多くなっており、InstagramやFacebookでも同じような傾向が見られます。
また、飲食店や美容室などでは店舗ごとにTwitterアカウントを持つなどして、集客や販促を促進する傾向が見られます。
Twitterは活用の仕方次第で、大企業から中小企業まで幅広く集客効果を期待できるSNSなのです。
こちらでは、Twitter集客を始めてみたものの思うような結果が出てないという方や、これからTwitter集客を活用したいという方に向けて、
Twitter集客の活用方法と成功事例を分かりやすく解説していきます。
まずはTwitter集客の特徴やメリットといった基本的なところから説明していくので、是非最初から最後まで読んでください。
Twitterの特徴とメリット
Twitterは、ソーシャルメディア第3位ともいわれており、そのユーザー数は約4500万人にのぼります。
Twitterにはインターネット・Instagram・Facebookとはまた違った特徴があり、それらを理解することがTwitter集客成功へと繋がっていきます。
- ユーザーの多くが若い世代
- リツイート機能により不特定多数のユーザーに一気に拡散される
- 常に最新の情報をゲットできる
ユーザーの多くが若い世代
Twitterの利用ユーザーの多くは、10代~20代の若い世代の人達です。
20代までの若い世代に特に人気のあるSNSなので、若い世代をターゲットとする集客では最も大きな効果をもたらすでしょう。
リツイート機能により不特定多数のユーザーに一気に拡散される
Twitterには「リツイート」と呼ばれる、他のSNSとは大きく異なる機能が備わっています。
具体的には他の人のツイートを”Re=再び”ツイートするというもので、上手くいけば不特定多数の人に大きく拡散する事が出来ます。
他のSNSではこのような、自分の知り合いやそれ以外にも投稿内容を共有する機能はないので、Twitterの大きな特徴でありメリットであると言えますね。
ただし、不特定多数の人に拡散されるという事は、内容によっては炎上する場合もあります。
適切なツイートであればまず大きな問題になる事はありませんが、発言には十分に注意が必要でしょう。
Twitterは他のSNSとは違った拡散力を持っているので、特に集客向けのSNSだと言えます。
常に最新の情報をゲットできる
Twitterは、気軽にツイートする(投稿できる)SNSなので、何気ない投稿が溢れておりそこからさまざまな情報を得ることが出来ます。
他のSNSとは違い基本的にリアルタイムの状況を投稿するので、常に最新の情報をゲットできるという特徴があります。
また、Twitterの投稿文字数も140文字までと決められており、一度に長いつぶやきが出来ないような仕組みになっているので、スピード感があります。
いち早く新しい情報を手に入れたいときには、最適なSNSだと言えるでしょう。
Twitter集客の活用方法
このようにTwitterが集客に向いていると分かったところで、実際にどのように活用していけば良いのかについて解説していきます。
是非下記を参考にして、Twitter集客のイメージを掴んでください。
- 自社ホームページへ誘導する
- イベントやキャンペーンを告知する
- ユーザーとコミュニケーションをとる
- お客様の対応をする
- マーケティングリサーチを行う
自社ホームページへ誘導する
Twitter集客を行えば、自社ホームページに誘導する事も簡単です。
Twitterを活用してどのように誘導するのかというと、ツイートに要約のみを記載して大事な部分はホームページに記載するという方法が有効です。
ただし、ツイートの文字数が140文字までとなっているので、それ以内に収めてユーザーの興味を惹かなければなりません。
文字数内で魅力を伝えることが出来れば、多くのユーザーをホームページに誘導できるでしょう。
イベントやキャンペーンを告知する
Twitterはイベントやキャンペーンの告知にも非常に最適なSNSです。
スピード感のあるSNSなので、ユーザーはリアルタイムの情報に特に敏感になっており、イベントやキャンペーンなどの「限定感」に大きく反応します。
また、若者世代のユーザーはフットワークも軽いので、イベントに参加してくれたり、興味を持ってツイートを拡散してくれる可能性があります。
不特定多数の人に拡散される事で、意外な反響を呼んで大きな宣伝効果をもたらす事もあります。
ユーザーとコミュニケーションをとる
Twitterでは、他のユーザーとTwitter上で会話をするとタイムラインに会話が表示される仕組みになっています。
なので、ユーザーにコミュニケーションをとる事で、その会話を見ていた他のユーザーが興味を持ち、フォローしてくれたり話しかけてくれる可能性があります。
これにより、どんどん他のユーザーにも認知されるようになっていくでしょう。
お客様の対応をする
最近では、SNSを活用してお客様のクレーム対応やお問い合わせ対応に応じる企業が増えています。
特に、わざわざメールや電話で問い合わせるまでもない簡単な質問は、企業アカウントがあると聞きやすいですね。
企業側としてもTwitter内で解決でき、また、ユーザー同士で解決してくれる場合もあるので、そういった場合は非常に助かります。
ただし、別のユーザーが回答する場合間違った情報を与えてしまう事もあるので、扱う商材によっては十分注意しなければなりません。
マーケティングリサーチを行う
Twitterは匿名での投稿が可能なため、思っている事を気軽に発信できるというメリットがあります。
そこで、企業側は「エゴサーチ」をする事で、商品やサービスの本当の口コミを知る事ができ、改善点を見つけることが出来るのです。
Twitterはマーケティングリサーチを行うには最適なSNSだと言えます。
Twitter集客のポイント
Twitter集客の効果を最大限まで引き延ばすために、いくつかのポイントがあるのでご紹介します。
- リツイートやいいね獲得を意識したツイートをする
- ハッシュタグを活用する
- 画像や動画を投稿する
- お客様の投稿をリツイートする
リツイートやいいね獲得を意識したツイートをする
Twitterで集客を行うといっても、ただアカウントを作ってツイートをしているだけでは、集客効果は表れません。
Twitter集客を行う上での目標は「フォロワーを増やす事」ですから、ツイートをする際はリツイートやいいねを獲得できるようなツイートを心がける必要があります。
例えば、毎日同じ時間にお店の宣伝だけが流れてくるようなアカウントを、あなたはフォローしたいと思うでしょうか?
フォロワーにとって何かメリットがなければ、フォローやリツイートいいねはしてもらえないでしょう。
Twitterの拡散力を最大限に利用するためにも、その業種ならではの豆知識や製品を活用した様子、お客様とのエピソードなど、面白いと思ってもらえるようなツイートを織り交ぜると効果的です。
ハッシュタグを活用する
「#(ハッシュタグ)」を日頃から使っている方もいれば、知らないという方もいるでしょう。
いわゆる、検索カテゴリーのようなもので、例えばツイート文に『#○○』とつけることで、『〇〇』に関係のある内容が検索結果に表示されるようになります。
○○が「パンケーキ」であれば、パンケーキに興味のあるユーザーが「パンケーキ」と検索したときに、ツイートを見つけてもらいやすくなるというわけです。
ハッシュタグはツイートの中に何個でもつける事が出来ますが、あまりに量が多いと見にくくなりリツイートやいいねが減る傾向にあるので、適度な量に抑えて下さい。
画像や動画を投稿する
Twitterは常に色々な人のつぶやきがリアルタイムで更新されるため、あっという間にタイムラインが流れていきます。
どうしてもツイートだと投稿が埋もれやすく見てもらいづらいので、写真や動画を一緒に投稿してツイートを目立たせる作戦が有効です。
特に動画は動くものなので、必然的にツイートを見てもらいやすくなります。
お客様の投稿をリツイートする
自社製品やサービスを利用したお客様が、商品名や店名などでツイートをしてくれることがあります。
リアルな体験談をリツイートする事で、まだコンバーションに至っていないユーザーも、初めて製品やサービスを知ったユーザーも興味を持ってくれやすいです。
お客様のツイートを見逃がさないためには、
- 製品名・企業名・サービス名などで検索する
- お客様のアカウントをフォローする
などの方法が有効でしょう。
既存のお客様との関係も密になるので、一石二鳥です。
Twitter集客の成功事例
最後に、Twitter集客を活用した企業の成功事例をご紹介したいと思います。
是非、これからTwitter集客を実践される方は参考にしてください。
- アパレル関連企業(JEANASiS)
- 食料品関連企業(セブンイレブン)
- 美容関連企業(ラサーナ)
- 観光・レジャー関連企業(Relux)
アパレル関連企業(JEANASiS)
JEANASiSは、大人可愛いレディースファッションを提供しているブランドです。
ツイートに全国各地のショップJEANASiSは店員のコーディネートとZOZOTOWNの商品URLを同時に載せ、気になった服がすぐに購入できるような仕組みを作りました。
結果として、Twitterのフォロワー数増加と、自社サイトへのアクセス、商品の売り上げアップに繋がっています。
食料品関連企業(セブンイレブン)
セブンイレブンは、大手コンビニエンスストアの中でも特にフォロワー数が多いです。
Twitterの主な活用方法としては、新商品やセールなどのキャンペーンの告知が中心となっています。
また、芸能人とコラボしてTwitter上で交流したり、新商品を同時にアピールするなど、拡散力がもともと高いツイートが多いです。
フォローワーに対して新しい商品やキャンペーンに興味を持ってもらうという目的が、しっかりと果たされているのでとても参考になりますね。
美容関連企業(ラサーナ)
ラサーナは、洗い流さないヘアトリートメントで有名な、海藻コスメブランドの会社です。
Twitterで「投稿をフォロー&リツイートするだけでラサーナとクリスタルカイザーのセットが抽選で手に入る」というキャンペーンを行い、
2018年にフォロワー増加率において2日連続で国内1位を取得し、大量のフォロワー獲得に繋がりました。
このキャンペーンにより、一気に知名度を上げ人気ブランドに成り上がりました。
観光・レジャー関連企業(Relux)
Reluxは、旅館や一流ホテルの予約に特化した宿泊予約サービスを提供する会社です。
Twitterでおすすめの旅館を紹介する際にその投稿写真にこだわり、リツイートを多く獲得したことで一気にフォロワーを増やしました。
今流行りの、まさに「インスタ映え」しそうな美しい宿の写真は、多くの人の興味を引くことに成功したのです。
最後に
Twitter集客の活用方法と成功事例、特徴やメリットについて解説しました。
Twitterは工夫次第でさまざまな効果をもたらすことが出来るSNSです。
拡散力が非常に強いSNSですので、商品やサービスを拡散し認知してもらうには最適ですね。
是非、成功事例でご紹介した「Twitter集客で成功した企業」のように、Twitter集客を活用して売上アップを目指してください。