SNS AI自動運用ツール「posti」、WordPress自動投稿と投稿前編集に対応——6プラットフォームの一元運用へ

WordPress自動投稿と投稿前編集機能の提供を開始しました

当社(株式会社REALMS)は、SNS AI自動運用ツール「posti(ポスティ)」において、WordPressへの自動投稿機能と、生成されたコンテンツを投稿前に編集できる機能の提供を開始しました。今回の機能追加により、postiが対応するプラットフォームはX(旧Twitter)、Threads、Instagram、TikTok、YouTube、WordPressの6つとなり、SNSとブログの両方を一つの画面から運用できる体制が整いました。

postiは、AIによるコンテンツ生成から予約投稿までを一気通貫で担うSaaSです。テーマを一行指示するだけでAIが動画・画像・キャプション文・ブログ記事の下書きを生成し、あらかじめ設定した予約時刻に自動で投稿します。今回追加した投稿前編集機能により、AIが生成した下書きを人の手で仕上げてから世に出す、という運用が標準のワークフローとして完結するようになりました。

現在、postiは先行利用の受付を行っています。本記事では、今回の新機能の詳細とあわせて、postiがどのような考え方で設計されているのかをご紹介します。

開発の背景——「発信し続けること」自体が負担になっている

企業や個人事業主にとって、SNSやブログでの情報発信は事業活動の一部として定着しました。一方で、当社が事業者の方々と接するなかで繰り返し耳にしたのは、「発信の重要性は理解しているが、続かない」という声です。

発信の運用には、想像以上に多くの工程が含まれます。ネタを考える、文章を書く、画像や動画を用意する、プラットフォームごとに体裁を整える、投稿時間を見計らって手を止める——これらを複数のプラットフォームで、毎日あるいは毎週続けるとなると、本業の合間にこなすには重すぎる作業量になります。結果として、更新が数か月止まったアカウントや、開設したまま放置されたブログが生まれます。発信は「やるかやらないか」ではなく、「続けられる仕組みがあるかないか」の問題になっているのです。

担当者を雇う、外部に委託するという選択肢もありますが、コストの面で誰にでも取れる手段ではありません。当社は、この構造的な負荷をソフトウェアで引き受けることを目指してpostiを開発しました。

製品コンセプト——「AIが作り、人が仕上げ、自動で届く」

postiの設計思想は、「AIが作り、人が仕上げ、自動で届く」という一文に集約されます。ワークフローは次の3段階です。

  1. テーマを一行指示すると、AIが動画・画像・キャプション・記事の下書きを生成する
  2. 編集画面で、投稿前に人が内容を確認し、必要に応じて手直しする
  3. 予約時刻になると自動で投稿される(手動投稿も可能)

ここで重要なのは、当社があえて「完全自動」を目指さなかったという点です。技術的には、生成から投稿までを一切人の手を介さずに回すことは可能です。しかし、発信されるコンテンツは事業の顔であり、そこに載る言葉の責任は最終的に発信者自身にあります。AIの生成物には、文脈のずれや表現の硬さが残ることもあります。それをそのまま流し続ける仕組みは、短期的には楽でも、長期的には発信の信頼を損ないかねません。

そこでpostiは、「作る」工程の大部分をAIに任せつつ、「これでよいか」という最終判断だけは人に残す設計を選びました。ゼロから書く負担と、書いたものを届ける手間はツールが引き受け、品質の判断という最も軽くて最も重要な仕事だけが人の手元に残ります。今回提供を開始した投稿前編集機能は、この思想を実装として完成させるためのピースです。

新機能①:WordPress自動投稿——プラグイン不要で、記事生成から公開まで

1つ目の新機能は、WordPressへの自動投稿です。postiのAI記事生成(タイトルと本文HTMLの生成)と組み合わせることで、テーマの一行指示から記事の公開までを一つの画面で完結できます。

仕組み:WordPress標準のアプリケーションパスワード方式

接続には、WordPressに標準搭載されているアプリケーションパスワード方式を採用しました。接続先のWordPressサイトに専用プラグインをインストールする必要はありません。サイト側で発行したアプリケーションパスワードをpostiに登録するだけで連携が完了します。

プラグイン不要という点は、運用面で小さくない意味を持ちます。プラグインの追加はサイトの表示速度や他プラグインとの相性、更新管理といった保守負担を伴います。特に、他者のサイトを預かって運用する場合、プラグインを入れさせてもらう交渉自体がハードルになることもあります。WordPress本体の標準機能だけで完結する方式であれば、こうした負担や調整を持ち込まずに連携できます。

複数サイト・アイキャッチ・接続テストに対応

WordPress連携では、次の運用に対応しています。

  • 複数のWordPressサイトを接続し、投稿ごとに投稿先サイトを選択できます
  • アイキャッチ画像の設定に対応しています
  • 接続時には接続テストを行い、認証情報や疎通の問題をその場で確認できます

複数サイトの接続は、自社で複数のメディアを運営している場合や、クライアントごとにサイトを預かっている場合を想定したものです。接続テストは地味な機能ですが、「投稿したつもりが失敗していた」という事故を接続の段階で防ぐために用意しました。

posti 記事作成画面。テーマを指示してAIに書かせ、投稿先WordPressサイトと予約日時を指定
posti 記事作成画面。テーマを指示してAIに書かせ、投稿先WordPressサイトと予約日時を指定

SNSはフロー、ブログはストック——両方を一元運用する意味

当社がSNS対応のツールにあえてWordPressを加えたのは、SNSとブログでは発信の性質が異なるためです。SNSの投稿はタイムラインを流れていく「フロー」型の発信で、瞬間的な接点をつくることに向いています。一方、ブログ記事は検索を通じて長期間読まれ続ける「ストック」型の資産です。どちらか一方では、発信の効果は積み上がりにくく、両方を併走させることで、日々の接点と長期の資産形成を同時に狙いやすくなります。

しかし実務では、SNSとブログは別のツール・別の作業として管理されがちで、両立の負荷が続かない原因になっていました。postiでは、SNSアカウントとWordPressサイトを同じ画面で管理し、同じワークフロー(生成→編集→予約投稿)で運用できます。フローとストックを一つの習慣として回せるようにすること——それが今回のWordPress対応の狙いです。

posti アカウント管理。WordPressはアプリケーションパスワードで接続
posti アカウント管理。WordPressはアプリケーションパスワードで接続

新機能②:投稿前編集——AIの下書きを、人の言葉に仕上げる

2つ目の新機能は、投稿前編集です。AIが生成した下書きは、編集画面でそのまま手直ししてから投稿できます。

編集できる項目

編集画面では、次の項目を投稿前に変更できます。

  • タイトル(ブログ記事の見出し)
  • 本文(記事本文の内容)
  • キャプション(SNS投稿に添える文章)
  • 予約日時(投稿されるタイミング)
  • 投稿先(どのアカウント・どのサイトに出すか)

AIの生成物は、多くの場合そのままでも成立しますが、「自社ならこの言い回しはしない」「この一文だけ事実関係を直したい」という微調整は必ず発生します。従来であれば、生成結果を別のエディタにコピーして直し、また投稿ツールに貼り直すという迂回が必要でした。postiでは生成から編集、予約までが同じ画面の中でつながっているため、直したいところをその場で直して、あとは予約時刻を待つだけです。

posti 編集画面。AIが生成した記事を投稿前に手直しできる
posti 編集画面。AIが生成した記事を投稿前に手直しできる

投稿に使う画像や動画のサムネイルもAIに作らせることができます。テーマを指示するだけで、セール告知のバナーからYouTube風のサムネイルまで、投稿の内容に合わせたビジュアルが揃います。

postiのAI画像生成で作った投稿サムネイルの例。テーマを指示するだけで告知バナーからYouTube風サムネまで生成できる
postiのAI画像生成で作った投稿サムネイルの例。テーマを指示するだけで告知バナーからYouTube風サムネまで生成できる

単発の画像だけではありません。Instagramで定番の複数枚カルーセル(1つのテーマを5枚のスライドで解説する形式)や、Xでよく見かける1枚図解のような「作り込んだ投稿」も、同じ流れで予約・配信まで管理できます。

Instagramでの投稿イメージ。AIが生成した5枚カルーセル(1つの投稿)で1テーマを解説Instagramでの投稿イメージ(カフェ): 新メニューの写真投稿Instagramでの投稿イメージ(ネイルサロン): 新色デザインの紹介投稿
Instagramでの投稿イメージ3種: 雑貨ECの5枚カルーセル / カフェの新メニュー / ネイルサロンの新色紹介。業種を問わず同じ仕組みで運用できる
Xでの投稿イメージ①: AIが生成した1枚図解を添えたノウハウポストXでの投稿イメージ②: AI生成の告知バナーを添えたセール告知Xでの投稿イメージ③: テキストだけのノウハウ投稿(下書きはAI・仕上げは人)
Xでの投稿イメージ3種: 1枚図解 / AI生成バナー付きのセール告知 / テキストのみのノウハウ投稿

失敗した投稿も、編集してそのまま再投稿

投稿前編集は、失敗した投稿のリカバリーにも使えます。自動投稿は、プラットフォーム側の一時的な不調や認証の期限切れなど、さまざまな理由で失敗することがあります。postiでは、失敗した投稿を編集画面で開き、内容や投稿先、日時を修正したうえでそのまま再投稿できます。

「失敗したら最初から作り直し」ではなく、「失敗したものを直して出し直す」動線を用意したのは、自動運用ツールにとって失敗時の扱いこそが日々の使い勝手を決めると考えているためです。生成にかけたクレジットや編集の手間を無駄にせず、運用を止めないことを重視しました。

基本機能——生成・予約・管理を一つの画面で

ここで、今回の新機能の土台となるpostiの基本機能をあらためてご紹介します。

AI生成:動画・画像・キャプション・ブログ記事

postiのAI生成は、SNS向けの動画と画像、投稿に添えるキャプション文、そしてブログ記事(タイトル+本文HTML)に対応しています。いずれも、テーマを一行指示するだけで下書きが生成されます。「今週のキャンペーンについて」「新商品の入荷案内」といった短い指示から、プラットフォームに応じた形のコンテンツが用意されるため、「何をどう書くか」を毎回ゼロから考える負担がなくなります。

予約投稿とダッシュボード

生成したコンテンツは、予約時刻を指定しておけば自動で投稿されます。もちろん手動での投稿も可能です。ダッシュボードでは、生成ジョブの状況、投稿待ちのコンテンツ、投稿済みのコンテンツを一覧できます。「いま何が動いていて、次に何が出ていくのか」が一目で把握できるため、複数プラットフォームを並行運用していても、全体の状況を見失いません。

posti 投稿カレンダー。各SNS×日付のグリッドで毎日の自動投稿と予約を管理(サムネイル表示にも切替可)
posti 投稿カレンダー。各SNS×日付のグリッドで毎日の自動投稿と予約を管理(サムネイル表示にも切替可)

事業(ブランド)単位のアカウント管理

postiでは、複数のSNSアカウントを「事業(ブランド)」単位でグルーピングして管理できます。一つの会社が複数のブランドを展開している場合や、代理店が複数のクライアントのアカウントを預かっている場合に、アカウントを事業ごとに整理し、投稿先の取り違えを防ぎながら運用できます。個人の副業から代理店業務まで、同じ仕組みでスケールすることを意図した設計です。

posti 記事詳細。投稿前にWordPress配信と同じ装飾でプレビューし、ワンクリックで投稿
posti 記事詳細。投稿前にWordPress配信と同じ装飾でプレビューし、ワンクリックで投稿

想定ユースケース——postiのある一日・一週間

postiが実際の業務にどう組み込まれるのか、4つのシナリオでご紹介します。

ケース1:一人で店を営む個人事業主

整体院を一人で営むAさんは、施術の合間にSNSを更新する余裕がなく、Xの投稿は月に数回、ブログは半年止まっていました。postiを導入してからは、週初めの夜に30分だけ時間を取り、「季節の体調管理」「よくある症状のセルフケア」といったテーマを数本指示して、一週間分の下書きをまとめて生成します。翌朝、施術前のコーヒーの時間に編集画面を開き、自分の言葉に直したい部分だけを手直しして、平日の昼休み時間帯に予約を入れておきます。あとは何もしなくても、XとInstagramに毎日投稿が出ていき、週に一本はWordPressのブログ記事が公開されます。発信のために営業時間を削ることがなくなり、「気づいたら投稿されている」状態が続いています。

ケース2:ネットショップの運営者

雑貨のネットショップを運営するB社では、新商品の入荷のたびに、Instagramへの写真投稿、Xでの告知、ブログでの紹介記事という3点セットを作る必要がありました。担当者は一人で、繁忙期には告知が入荷に追いつかないことが常態化していました。現在は、入荷情報をテーマとしてpostiに指示し、SNS向けの画像・キャプションとブログ記事の下書きを一度に生成しています。担当者の仕事は、商品仕様の数字を確認して直し、投稿日時を入荷スケジュールに合わせて調整することだけです。SNSで瞬間的な告知を流しつつ、ブログ記事が検索経由の流入口として蓄積されていく——フローとストックの両輪を、一人の担当者で回せるようになりました。

ケース3:複数クライアントを抱える運用代理店

SNS運用を受託するC社は、10社超のクライアントのアカウントを少人数で預かっています。以前は、クライアントごとに異なるツールとスプレッドシートで投稿を管理しており、投稿先の取り違えが最大のリスクでした。postiでは、クライアントごとに「事業」を分けてアカウントをグルーピングしているため、作業中に別クライアントのアカウントが視界に入ることがありません。週次の制作日にクライアント単位でまとめて生成・編集・予約を済ませ、日々はダッシュボードで投稿待ちと投稿済みを確認するだけ。クライアントのWordPressサイトにはプラグインを入れずに接続できるため、導入時のサイト側の調整も最小限で済んでいます。

ケース4:発信を資産にしたいコンテンツ発信者

士業として活動するDさんは、専門知識の発信を仕事の入り口にしたいと考えていましたが、SNSの短文とブログの長文を両方書き続けることに挫折した経験があります。postiでは、一つのテーマを指示すると、SNS向けの短いコンテンツとブログ記事の下書きの両方を用意できます。Dさんは週末に翌週分のテーマを数本仕込み、専門家として表現の正確さが求められる箇所だけを編集画面で入念に直します。日々のSNS投稿が接点をつくり、ブログ記事が検索で読まれ続ける。発信が「毎日の作業」から「積み上がる資産」に変わりつつあることを実感しています。

導入の流れ——先行利用の申し込みから最初の投稿まで

postiの導入は、次のステップで進みます。

  1. 先行利用の申し込み:現在postiは先行利用の受付中です。posti.jpからお申し込みください。
  2. アカウント発行:申し込み内容を確認のうえ、当社からアカウントを発行します。
  3. SNSアカウントの連携:X、Threads、Instagram、TikTok、YouTubeのうち、運用したいアカウントをpostiに接続します。複数アカウントは事業(ブランド)単位で整理できます。
  4. WordPressサイトの接続:WordPress側でアプリケーションパスワードを発行し、postiに登録します。プラグインの導入は不要で、登録時に接続テストが実行されるため、その場で疎通を確認できます。
  5. 最初の投稿:テーマを一行指示して下書きを生成し、編集画面で内容を確認・手直しして、予約日時を設定します。あとは予約時刻に自動で投稿されます。

特別な技術知識は必要ありません。WordPress接続に使うアプリケーションパスワードの発行も、WordPressの管理画面から標準機能として行える操作です。

セキュリティとデータの取り扱い

外部サービスと接続するツールである以上、接続情報の管理は製品の信頼の根幹です。postiでは、お預かりする接続情報(WordPressのアプリケーションパスワード等)を暗号化して保管しています。

また、WordPress連携にアプリケーションパスワード方式を採用したのは、利便性だけでなくセキュリティ上の考え方によるものです。アプリケーションパスワードはWordPress本体が公式に提供している認証の仕組みで、通常のログインパスワードとは別に発行され、サイト側の操作でいつでも無効化できます。独自プラグインによる非標準の連携方式ではなく、プラットフォーム標準の枠組みに乗ることで、接続の仕組み自体の見通しの良さと、利用者側での制御可能性を確保しています。万一連携を止めたい場合も、WordPress側でアプリケーションパスワードを失効させれば接続は無効になります。

料金の考え方——使った分だけのクレジット従量制

postiの料金は、クレジット従量制を採用しています。コンテンツの生成などに応じてクレジットを消費する仕組みで、使った分だけが費用になります。

この方式を選んだのは、発信の量が事業や時期によって大きく変動するためです。繁忙期には多く発信し、落ち着いている月は控えめにする——それが自然な運用であるにもかかわらず、定額制では使わない月も同じ固定費が発生し、「元を取らなければ」という動機がツールとの付き合い方を歪めてしまいます。当社は、固定費を遊ばせない従量制のほうが、発信量をコントロールしたい事業者の実態に合うと考えました。料金の詳細は、先行利用のご案内の際にお伝えしています。

今後の展開

postiは、今回のWordPress自動投稿・投稿前編集の提供を一つの節目として、対応プラットフォームや生成機能を順次拡充していく予定です。「AIが作り、人が仕上げ、自動で届く」という設計思想を軸に、発信を続けるための負荷を引き受ける領域を広げてまいります。

まとめ——発信を「続けられる仕組み」に

情報発信の価値は、一回の投稿ではなく、続けることによって生まれます。しかし、続けるための作業量が発信者の時間を圧迫し続けるなら、その発信はいずれ止まります。postiは、生成をAIに、配信を自動化に任せ、品質の最終判断だけを人に残すことで、「続けられる仕組み」そのものを提供することを目指したツールです。

X、Threads、Instagram、TikTok、YouTube、そしてWordPress。フローとストックの両方を一つの画面で運用する体制に、ご関心をお持ちいただけましたら、先行利用のご案内をご覧ください。

SNSもブログも、AIにまかせて自分は仕上げるだけ

posti は X・Threads・Instagram・TikTok・YouTube・WordPress をまとめて自動運用できるAIツールです。

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中村由紀
この記事を書いた人
中村由紀
SNSマーケティングコンサルタント
SNSマーケティングを専門とするコンサルタント。Instagram・YouTube・LINEを活用した集客とアカウント運用に精通し、企業アカウントの立ち上げからフォロワー育成、エンゲージメント改善まで実践的なSNS戦略を提案する。

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